誰でも出来る！！簡単トレーニング
誰でも簡単に出来る脳トレを紹介しています。毎日の通勤電車の中やお風呂で出来るものなど、様々なトレーニングがありますので是非実行してみてください。

指回しトレーニングと指先を使う作業
両手の指先を合わせぐるぐると指をくっつけないように回すトレーニングです。有名で比較的昔から痴呆症予防などで提唱されていたトレーニング法なので知っている方も多いと思いますが、最近川島隆太教授を特集したTV番組でこの指回しをしている.脳の血流量の様子を映した結果、前頭葉に関してはあまり活性化されていないことが分かりました。
前頭葉は感情などを司るだけでなく、脳の3他の機能の多くを万能にサポートする機能があるのですが、単純に指先だけ使うトレーニングなどでは前頭葉は活性化しづらく、百マス計算や音読の場合と比べ明らかに活性が低い結果となりました。
指先を使う場合は、単純に指を動かすだけでなく、創造性や達成感など前頭葉に訴える感情を同時に喚起する作業をしたほうがより脳トレとしては効果的でしょう。具体的には【編み物】【絵を描く】【プラモデル製作】などがいいでしょう。

もちろん指回しトレーニングが全く効果がないわけではありません。前頭葉はあまり活性化されませんが脳の多くの部位を占める指を動かす部分とその周辺は大きく活性化していますし、痴呆症の予防などに効果があることは認めれれていますので、ヒマで道具も何もないなときなどに行うには最適なトレーニングであると思います。私自身は風呂の中などでよくやっています。


写真のように指先を合わせ人差し指を反対の手の人差し指に触らないようにくるくる回します。人差し指だけでなく左右全ての指でやってみましょう。


コイン触感トレーニング
これも指先を使ったトレーニングです。
1・ポケットに小銭を数個入れます（1円〜100円玉までを一通りそろえます）。
2・左手でポケットの中を探り小銭をつまみます。
3・触感だけでコインの種類を考えます。
4・慣れてきたら同時にいくつかコインを手にし、金額を計算します。

これは左の触覚を使い右脳を鍛えるトレーニングです。同時に計算もして脳全体を使います。簡単ですので信号待ちの間などでも気軽におこなえます。


日記をつける
一生懸命に何かを思い出そうとすることは記憶力の強化に最も大切なことです。一日の最後に日記をつけることは記憶力の強化に役立ちます。
普通に印象的な出来事ばかりを書くだけでなく、一日の食事のメニューを思い出しながら書いたり始めてあった人の顔を思い出しながら似顔絵を描いたりするとより記憶力アップ効果が高まります。
慣れてきたらより高度に一日前の日記を記憶をたどって描いてみるのもいいでしょう。
記憶力を衰えさせないためには、思い出せないことでもそのままにしたりせず、その都度思い出そうと努力することが大切です。とのかく一生懸命思い出すようにする癖をつけるのが大切です。


トランプ計算ゲーム
簡単な計算問題をトランプだけを使って簡単にゲーム感覚で行います。必要なものは普通のトランプ1セット。
まず、ジョーカーを抜いた1セットのトランプを良く切り裏にして手にします。山の一番上のトランプを一枚表返し、トランプの数字を確認します。次に二枚目のトランプを表返しその数と最初のトランプの数を足します。例えば最初にK（キング-13）が出て、次に4が出たら、足して17というふうに計算して声に出します（声に出すのが重要です）。
そうやって次々と数を足していくと、計算が合っているならばトランプ全部の数字の和で最終的に364になるはずです。どんどん早く出来るようにがんばります。
このゲームを行うことで百マス計算を行う効果と同じ効果が期待できますが、ゲーム感覚で家族や友人と対決しながらすることが出来ます。同じように町中至る所で（広告の電話番号の数字を足してみたり）簡単な計算を行うのもいいでしょう。


テレビゲーム
このサイトを御覧に成っている方にはTVゲームは脳に余り良くないという感覚を持っている方も多いでしょう。確かに最近の研究でゲームに熱中している時の前頭葉はあまり活性化しておらず、一部にゲーム脳などと言われています。
しかし、それは主にゲームを長時間行い脳への刺激が少なくなった場合で、短期的にはゲームをすることで脳は活性化されます。脳は常に新しい刺激を求めています。ゲームをするにもこの点に注意し、多くの種類のゲームを短い時間に限定して楽しめば脳は活性化されるでしょう。
特に脳の活性化に良いゲームとしては身体を使うゲームや反射神経や一瞬の判断が必要なゲームがあげられます。私のお薦めとしては、ゲームセンターにあるいわゆる音ゲーといわれるドラムマニアやDDRなどや、スーパーマリオのようなアクションゲームでしょうか。逆にRPGなどは刺激が少ない上に時間を要するので脳の活性が少ないです。これは実験でも立証されています。

よくゲーム脳などと言われていますが、確かにゲームを長時間やっていると脳への刺激はだんだん少なくなってきます。しかし、たとえばTVを見ているときなども同様に脳の活性は低く、また、たとえば仕事中などでも単純作業や慣れている業務では同様に活性が低くなります。考え事をしているときなど、一生懸命考えているつもりでも脳はあまり活性化していないことも分かっています。つまり、生きている上で脳は活性が低い時間が多分にあって当然なのです。ゲーム脳などと言われて久しいですが、あまり気にせず、その上でトレーニングなどで脳力を高めるのがいいでしょう。