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睡眠時における記憶の固着形成 睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種があります。
ノンレム睡眠は入眠後すぐに現れ脳が休んでいる状況です。 代わりに体が活動しているという話もありますが、この状況においては細胞の修復や体力の回復も活発に行われているので体は休んでいないというワケではありません。 レム睡眠は逆に脳は活動を行い体は完全に休んでいる状態だと言えます。 私もよく経験するのですが、いわゆる金縛りという状態は、このレム睡眠時に目が覚めてしまい、脳はある程度はっきりとした意識があるのに体が目覚めていないために体を動かす信号がうまく伝わらないためなってしまうと言われています。 レム睡眠は記憶に際して非常に重要で、その日一日の記憶を取捨選択し整理し記憶の固着を行っています。 よく泥酔して前日の記憶をなくしてしまう場合がありますが、これはレム睡眠時に本来行われる記憶の固着にアルコールのせいで失敗してしまうからで最初から憶えてないワケではないのです。 この場合、「憶えていない」というより「忘れてしまった」というほうが正しいかもしれません。 実際、泥酔した場合でも、寝る前まではしかっり出来事を憶えている場合が多いそうです。 夢を見るのもレム睡眠時なのですが、夢もこの記憶の固着作業の副作用と言われています。 記憶力を高める(効率よく記憶する)にはこのレム睡眠時の記憶固着効果を有効に使うことが出来ます。 具体的には、英単語などを勉強する場合、朝や午前中にばかり集中してするより、夜、それも寝る直前にしたほうが記憶として長期記憶されやすいというので寝る前に単語の勉強をると効率的です。
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