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IQとは
IQとは知能指数(intelligence quotient)のことです。
どなたも聞いたことがあると思いますが、その内容は「その人の実際年齢と精神年齢との差」ということで、実際は知能というよりは精神年齢を指す指標と言われています。
100を基準値として【知能年齢÷生活年齢×100】の式で計算され、自分の精神年齢は何歳程度の平均なのかを表します。
IQのテスト内容は各種様々有り、一概には言えないが、最も主流のテストではを40点程度を基準とし、50〜70を軽度知的障害、35〜50を中度知的障害、20〜35を重度知的障害と位置づけています。
68%以上の人は85〜115の集団に収まり、95%の人は70〜130の間に収まりますが、子供などの場合はまれに200を越えるような事例もあり、一般的に幼児の方が大人よりも個人間の差が激しくなる傾向があります。
しかし、これはIQが相対的な精神年齢と実年齢との差を表す指標なため起こる現象で、子供時代に高いIQを持っていても年齢と共にだんだん一般人に近く下がっていくことがほとんどです。
実際問題として、人間の知能をテストのみで正確に把握することは困難で、IQテスト一つを取ってみても、その時々の受験者の精神状態や運不運、テストの種類で全く変化することも多く、例えば近年IQテストバラエティとして有名なテスト・ザ・ネイションなどでも東大卒の堀江貴文氏が低い点にとどまったり、勉強が苦手だったアイドルが高得点を取るなど個人のテスト結果には相当なバラツキが生じていると言えるでしょう。
ちなみにこの番組では過去に職業別や学歴別での知能指数も計測していましたが、多少の差は出たものの、数字だけ見れば、学歴や職業によって社会的に差が出るほどの知能指数の隔たりは出なかったようです。
IQはあくまで指標であって、確かな知能を計る物ではありません。もちろん最近数多く出回っているネット上で計測できるIQテストなども不正確なものが多く、あくまで遊びとして挑戦してみるのがいいと思います。

EQとは
EQとは(Emotional Intelligence Quotient)の略でIQに取って代わり最近流行している、いわゆる心のIQと言われるテスト指標です。
アメリカのイエール大学心理学部教授ピーター・サロヴェイ博士とニューハンプシャー大学心理学部教授ジョン・メイヤー博士によって理論化された概念で自分の感情を知り、行動の指針とする心内知性と、いわゆる周囲の空気を読み、他人に気持ちになり考えてその場その場で適切な行動をする対人知性とを合わせた人格的知性の指標化テストです。
簡単に言うと、自分を知り、感情をコントロールし、目標達成のため己を鼓舞し、他人の感情を受け止め、人間関係を適切に処理するために現在のそれらの脳力を指標化した物であるといえます。
IQはある程度の知能を計る指針となりますが、それが必ずしも人生の成功につながるとはいえません。
EQはそのようなIQでは計ることが出来無い領域を計るための指標として開発されました。

IQも年齢や努力によって向上したり、下がったりします(知能の高さは遺伝の影響を受ける割合もあるが、どの程度遺伝的な影響があるのかは意見が分かれている。又、家庭環境や学習環境、努力などで上下する場合があるのは周知でしょう)が、EQはIQに比べて、高めやすい。
EQの高い人とは、自分を客観的によく把握し感情をコントロールできます。又、対人関係においても適切に処理でき、臨機応変に行動します。
つまり、いわゆる出来るビジネスマン、あるいは大人な社会人としての能力を持ち得る人物は往々にして高いEQを持っている場合が多いのです。
別の調べでは、経営者やビジネスマンの能力の差の90%はIQではなくEQによる物と言われています。

EQテストは最近流行していることもあり、ネット上などでも気軽に計れるサイトがありますが、言うまでもなくネット上のEQテストの多くは遊びの部分も多く、正確な結果を計るにはEQテストの測定を行っている団体などでテストを受けるか、最低でも市販のEQテスト問題集を購入するのがいいでしょう。

広義でEQを捕らえた場合、EQは伝染することがあります。
簡単に言えば、上司や先輩、友人などの風紀によって自分まで影響を受けてしまうことがあるような物です。
例えば自分の上司や先輩が皆、他人の気持ちを理解しない横暴な人たちだと自分も同じようになってしまう場合があると言うことです。

EQを高めるには幼児に置いては、なるべく多くの人々とふれあい、会話をし、特に両親とのコミニュケーションを大事にする事が大事です。
多くの人と接し、学習することにより人間関係や自分自身について自然に学んでいくことでしょう。 また、読書や多くの隔たらない思想に触れることも大事かと思います。
しかし、大人になるとベースとなる正確ななどを変えることは困難になります。
しかし、より積極的に行動したり、言語の使い方を捕らえなおしたりすることで、高めていくことは可能です。
また、EQを高めるためのトレーニング本も多く出版されています。興味のある方は一読してみるのもいいでしょう。しかし、中には宗教がかった非科学的な物もあるようなので注意しましょう。





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